アンドレのフォト・エッセイ「令和つれづれ草」No.138

「メロンづくりに初挑戦」

ドクダミの花

人生何でもやってみるものである。家庭菜園の話しである。2年前にスイカに挑戦して見事に1個だけ成長して美味しくいただいた経験がある。2坪ほどの小さな畑で夏にはキュウリやトマト、オクラやピーマンと一緒に、ダメもとで今年はメロンに挑戦してみた。

7月の初めに何とキュウリの葉っぱに隠れてメロンが一つ成っているのを見つけた。時々見ては成長を楽しみにしていた。見事にメロンの網目がハッキリついてきたではないか。直径12cmほどになったがいつ収穫したらよいのかわからない。これ以上は大きくならないのを見定めて、「メロンは収穫してから10日ほど待つと熟すのよ」とのかみさんの意見を信じて7月22日に収穫した。

そろそろ収穫してから8日ほどになる頃に触ってみたら、メロンのお尻が少し柔らかく熟した感じになった。「いよいよ食べてみるか」と冷蔵庫で冷やして31日に切ってみた。みごとにメロンの姿である。スプーンですくって食べてみた。まさにメロンの味と香りである。少しまだ硬い感じはあったがみずみずしかった。「少し収穫が早すぎたか」という感想だが、苗を植えただけで肥料もやらない「ほったらかし栽培」である。夕張メロンにはおよびもつかなかったが、姿も味もまずまずのメロンに満足した。スーパーへ行ったら同じ大きさのメロンが680円だった。150円の苗で680円のメロンが一つ採れたので十分にもとが取れた。(2024.8.10)

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