林地や明るい雑木林、ススキ草地など、明るい山野に生える2年草です。葉は広卵形でやや厚く、紫を帯びた色です。春になると、茎の先に青紫色の釣鐘形の花を数個つけます。中には白い花をつけるのもあります。それはシロバナフデリンドウと呼ばれます。閉じた花が筆先に似ているところから付いた名前ですが、これは他のリンドウでも同じです。リンドウの多くは日を受けると花が開くという性質があります。
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