北海道から沖縄まで全国の道端、河原、海岸などに生える多年草。茎はふつう地面を這い、長さ5〜40cmで、全体として円形に見える。葉は互い違いにつき狭卵形で長さ1cmくらい、小葉は滑らか。花は春から秋まで咲く。葉のわきから花柄を伸ばし、1〜3個の鮮やかな黄色の蝶形花をつける。この花が昔京都の大仏の前にあったことからこの名前がついた。別名をコガネバナ、エボシグサともいう。
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