シリーズ“趣味に生きる”

〔折り紙名人〕:坂東重子さん

“ハープを弾く少女”と“リュートを弾く少女”
とても1枚の紙を折り込んだ折り紙とは思えない見事な作品(創作者:川畑文明氏)


坂東さんの折紙の原点とも言える作品(上)
佐鳴台4丁目にお住まいの坂東重子さんは、6年ほど前、大手スーパーの文房具店に勤務していた頃、毎日捨てられる包装紙や色紙が勿体無くて、折り紙を折っては、お孫さんにあげていた。ある日、静岡市で開催された「折り紙フェア」に参加したのがきっかけで、「折り紙」の世界にドップリはまってしまったという。

初めて坂東さんのお宅を訪問した時、失礼ながらせいぜい「鶴の折り紙の少し高級なもの」、程度に思っていたが、作品の数々を拝見して、これがたった一枚の四角い紙を折っただけの作品かと、ただ驚くばかりでした。

折り紙の専門誌「折紙探偵団」に毎月発表される創作折り紙を、長時間、食事も忘れて丹念に折りあげて完成した時の喜びは何ともいえないそうです。

今は佐鳴台公民館祭りへの出展や、佐鳴台保育園の児童にあげて、喜ばれているそうです。 「折紙教室などで教えてはいないのですか」と、お聞きしたら、「人前では揚がってしまって、そういうのは苦手です」と、謙遜していました。

見事な作品の数々をご覧ください。

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