豊橋市の北部に城山と呼ばれる西川城の城跡があります。戦国時代の末期に西郷清員(きよかず)が築城したとされ、市の文化財にも指定されているこの小高い山の斜面一面にカタクリが群生しています。毎年3月下旬にピンクの少しうつむきかげんの可憐な花が山の斜面に一斉に咲いている様子は、とても見事です。この山の周りには同じ時期に椿の見事な木が一斉に赤い花を咲かせて、楽しみも2倍になります。(2003.3.29)
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