今回はパソコンの話ではなくデジカメのメモリーカードの話である。デジタルデータの話なので、パソコンに全く関係がないわけではない。10月12日の日曜日、“市民が奏でる、市民が楽しむ、市民が作る音楽祭「第2回やらまいかミュージックフェスティバルinはままつ」”が、浜松市中心街の16か所で午前11時から夕方まで開催された。ロック、ポップス、フォーク、クラシック、ジャズ、ブラスバンドなど、様々なジャンルで楽しませてくれた。パソコン以上に音楽と写真が好きな私は、16か所をくまなく全て回って音楽を聴きながらスナップ写真を撮っていた。途中昼食を摂って自分としては可なり気合を入れていた。結構手ごたえのあるスナップも撮れたという自信があった。
100カット以上は撮ったはずだ。時間も4時になって疲れても来たので、そろそろ切り上げようと最後のワンショットを撮った、その瞬間、デジカメのバッテリーが切れてしまった。ところがバッテリーを新しく交換して電源はONになっても、デジカメの一切の操作が効かなくなってしまった。仕方がないので新しいメモリーカードに交換したら正常に作動した。不安を抱えながら自宅に帰って、早速パソコンにつないでカードリーダーでデータをパソコンに入れようとしたが、データを読むことができなかった。冷静に考えてみると、デジカメのCCDからSDメモリーカードにデータを移している、まさにその最中のタイミングでバッテリーが切れてしまったと考えられる。SDメモリーカードのファイル形式が壊れてしまったようだ。その後、この1GBのSDメモリーカードのデータを取り出す方法をネットで探しているが、ある業者で有料で扱っていることが分かった。しかし、もし取り出せても8,000円以上も費用が掛かるのでは諦めるしかないか。最後のワンショットのデータだけが壊れたなら諦めも付くが、それまでの100カット以上のデータの全てを諦めざるを得なくなったのには正直参った。しかもそのSDカードはもう使えない。(2008・10・15)