「シニア向けパソコン教室」の開講

週末エッセイは3年目の現在も相変わらず続いている。もう、完全にライフワークになってしまった。ただし、タイトルが吉田兼好の「徒然草」にあやかって「デジタルつれづれ草」に変わって、隔週発行に変わった。隔週にしたのは、昨年は忙しすぎてホームページの更新が余り出来なかった反省からである。

今年から、私の所属する中高年の生涯現役を提唱し定年退職者の生きがいづくりを目指す、あるグループの目玉事業としてシニアを対象とした初心者クラスのパソコン教室を開講した。応募してきた生徒は全員が女性、男性は1人もいなかった。70歳代も数名いる。パソコンショップで真新しいノートパソコンを購入して、ダンボール箱に入ったまま初日の講座に出席した方もいる。コンセントに差し込めば直ぐに使えると思っている、そんな超初心者ばかりである。しかし、70歳を超えて新しいパソコンを購入してパソコンの勉強を始めようとする女性の積極的な姿勢には正直脱帽である。そんなシニアの生きがいづくりを応援したい。その点シニア世代の男性は消極的な人が多い。やはり女性は強かった。男性諸君よ、もっと頑張りたまえ。(2005・6・10)