北区を真っ直ぐに北上する都田テクノロードは、かつて「満州道路」と呼ばれ,街道沿いに三方原の赤土に遠州のからっ風を防ぐ松が縦横に植えられ、見事な防風林になっている。第二次大戦後、旧満州開拓団が集団で白昭地区を中心に入植したため、この道路を通称「満州道路」と呼ぶようになったという。「白昭」の地名は、浜松開拓団が移住した、旧満州の龍江省鎮東県白昭に由来している。この松並木をウオーキングしている市民が多い。防風林沿いに桜の木も植えられており、桜の季節もまた目を楽しませてくれる。(2011・4・19)