馬込川は元々は天竜川の本流だったが、たび重なる洪水により本流から閉め切られ、浜名用水を水源とする馬込川として独立した。馬込川の河口部は芳川と合流して遠州灘に注ぎ、砂浜、中州、干潟、アシ原などが連続しており、植生や生物相が多様で昆虫類も多くみられる。渡り鳥にとって格好の中継地、休憩地となっており、ツバメ、コアジサシなど、多くの渡り鳥の生息地となっている。また釣りのポイントとしても有名なようだ。(2010・4・17)