建徳2年(1371年)に後醍醐天皇の皇子無文元禅師によって開創された禅寺で、深奥山方萬寿禅寺と称し地元では単に奥山半僧坊の名前で親しまれている。60ヘクタールの境内には本堂、半僧坊真殿、三重塔など60余棟の伽藍を擁する古刹です。さらに大慈閣には小中高校の生徒や、短大、大学生のほか、一般企業の社員の研修が連日のように行われ、信仰や人づくりの道場として利用されています。
黒い山門をくぐり、もう一つ大きな赤い山門をくぐると沿道に様々な姿の羅漢様が迎えてくれる。途中左手に歩いていくと、「哲学の道」と刻まれた石碑が立ち、更にたくさんの五百羅漢様が並んでいました。秋も深まりところどころに紅葉がきれいでした。(2010・11・18)