遠州の名刹:小堀遠州作龍潭寺庭園は、江戸時代初期に本堂北庭として築かれた池泉観賞式庭園です。中央に守護石、左右に仁王石、正面に礼拝石(座禅石)が配され、更に池の型が心字池になっていて、寺院庭園として代表的な庭です。数多くの石組で瀧・渓谷が表現され、鶴亀が表現されています。春のサツキ、秋のドウダンと四季折々の変化に富み、東海一の名に恥じない名園です。(2010・4・17)