アンドレの「デジタルつれづれ草」56段

“恐怖の季節到来”

花粉症

春はいろいろな花が一斉に咲き誇る楽しい 季節のはずなのに、もう一方では恐怖の花 粉症の季節でもある。昨年も花粉症の話を 書いたような記憶がある。それだけ花粉症 はこの季節にとって話題にしない訳には行 かない。私にとっての今年の花粉症解禁日 は3月8日でした。今年は昨年の猛暑の影 響もあって、爆発的な量の花粉が飛散する 大当たりの年だそうである。昨年より20 倍から30倍だそうである。

街行く人の10人に3人はマスク姿と言っ てもいいくらい(少しオーバーだけど)、 マスクを掛けている人が多い。殆どが花粉 症対策であろうか。中にはゴーグルのよう なメガネに、ガスマスクのようなマスクを 掛けて、帽子を目深に被って完全武装で散 歩をしている年配者もいる。そういえば、 先日浜松駅で10秒ごとにクシャミをし続 けていた可愛そうな男性がいた。

花粉症はご存知の通り、免疫の異常反応で あるアレルギーの一種。花粉に接している と、着々と体の中に花粉に対抗する為の 「抗体」が増えていき、ある日突然、それ がある量を超えたとたんに、異常反応を起 こして「花粉症発症」となるそうです。ま だ花粉症になっていないあなた、・・・安 心はできませんよ。私も20数年前に突然 発症し、以後毎年悩まされ続けています。

次第に症状は軽くなって来ているが、以前 は1日にティッシュペーパー1箱を使い切 るほど鼻水が出たものです。最近は予防の 良い薬があって、毎年近所の馴染みの病院 から買ってきて飲んでいるので、鼻水ダラ ダラはなくなりました。但しこの薬を飲む と眠くなるのには閉口します。一日中頭が 「ボケー!」となるのです。ただし、今年 は眠くならない薬が出たそうで、それをい ただいて飲んでいるが調子が良いようだ。

花粉症はよく風邪と症状を間違えるが、花 粉症は主に目と鼻に症状が集中します。鼻 水、鼻づまり、目のかゆみや充血を起こし ます。植物の花粉に含まれるタンパク質の 一種が体内に入ると、身体が丈夫で白血球 の消化力が強ければアレルギー症状は出ま せん。

花粉症のもう一つの原因は、車の排気ガス による大気の汚染です。大気汚染の激しい 高速道路沿いの地域は花粉症になる人が多 いそうです。日光の猿など、車の排気ガスの多 い沿道に近く生息する猿もまた、花粉症に かかっているといいます。

人間の場合は、この 車の排気ガスに加えて、過 労や飲酒、冷たい飲料水、喫煙と言った生 活習慣によって、白血球の消化力が使われ てしまうので、体内に入ってくる花粉にま で手が回らないと花粉症になってしま う。・・・・・と、ある学者さんが言って います。身に覚えのある方はご注意くださ い。(2005・3・19)

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