アンドレの「デジタルつれづれ草」９段

“今年の桜の開花は早そう”

昨年の浜松城公園の枝垂れ桜

気象庁の発表によると、今年の桜（ソメイ ヨシノ）の開花予想は2月中旬以降の気温 が高かったことから、平年より1週間前後 早い開花になる見込みだと言う。 10日の2回目の発表によると、最も早い開 花予想は、3月18日が東京、横浜、高知、 福岡。静岡は20日、浜松は23日の見込みだ とか。愛犬の散歩道の桜のつぼみも今日は 大分膨らみ始めました。東京、横浜が一番 早いと言うのも不思議な気がしますが、環 境汚染の影響で気温が上昇しているから か、と素人は考えてしまいます。

私は、昔はさほどではありませんでした が、最近は年齢を重ねるごとに、あの 「パーッ」と咲いて、「パーッ」と散る桜 の花が好きになってきました。これが1ヶ 月も咲き続けていると、そんな思いは無い のでしょうが、その命のはかなさが私の心 を打つのです。 山一面に華やかに咲く桜の風景もいいです が、私はどちらかと言うと、巨木の1本桜 が大好きです。日本各地に巨木の一本桜は 数々ありますが、先ず日帰り圏で是非とも 行って見たい桜と言えば、長野県下伊那郡 阿智村園原の「駒つなぎの桜」である。昼 神温泉や中央高速道の園原インターの近 く、と言った方が分かりがいいかもしれま せん。 源義経が金売吉次に連れられ、鞍馬山から 東山道を下り、藤原秀衡のいる奥州平泉に 向かう途中、ここに立ち寄り馬をつないだ と言われる伝説を持つ。樹齢400〜500年と も言われるエドヒガンザクラ。例年満開は 大分遅く、５月2〜3日の連休の頃。私は丁 度この時期は何かと用事の多い時でなかな か対面が実現できずに、数年前から「是非 会いたい桜のナンバーワン」候補である。

花の中でも「桜の花の一番美しい姿」に会 うのは大変難しい。毎年花の時期が変わる 上に、花の時期が短く、その日の自分の都 合とお天気の3拍子がなかなか揃わない。 ここの桜のある場所は、日の出前に現地に 迷わず到着できるようにと、もう、2年程 前の花の時期ではない時、通り掛かりに現 地を訪れて確認してあるので、条件が整え ば何時の年でも夜立ちで迷わず行ける。し かし、今年もその時期は予定が入ってし まっている。仕方が無いから今年はホーム ページからいただいた小さな画像でご勘弁 願いたい。（2004・3・12）

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