アンドレの「デジタルつれづれ草」6段

“高齢化問題は人間だけではありません”

愛犬
愛犬といつもこのベンチで寛ぐのが日課 ・・・・・浜松城公園にて

超高齢化社会の到来。老人ホームは何処も 満杯で順番待ち。親の介護をする子供が既 に60歳、70歳過ぎの高齢者のいわゆる 老々介護問題など、高齢化問題が21世紀 の大きな社会問題である。 しかし、この高齢化問題は、何も人間の社 会だけではないようだ。ペットの世界で も、最近のペット医療の進歩により、感染 病予防が充実したことに伴いペットの高齢 化が進んでいると言う。人間と同様に介護 が必要なペットが増えている。 介護は時間的、金銭的な負担を強いられる 為、飼い主だけでは対応しきれないケース が出ており、専門家からはペットの介護支 援を望む声も出ているとか。何とも大変な 時代になってきたものである。

特に家族同様に暮らしている犬や猫はその 世話が大変である。我が家にも9歳になる メスのビーグル犬“モモ”がいますが、皮 膚が弱い為、毎月皮膚病の薬が欠かせませ ん。ペットは保険が効かないので金銭的に も負担が大変です。 先日動物病院に行ったら、「うちの犬は糖 尿病で毎日のインシュリン注射と月1回の 診察で毎月3万円以上も医療費が掛かって しまう」と話していたご婦人がいました。 犬も高齢化とともに人間と同じで、目も耳 も、足腰も悪くなり、糖尿病にも癌にも犯 されて、手術が必要な事もあります。そん な時は医療費もかさみます。そんなに医療 費が掛かってもペットを我が子のように可 愛がる事が出来るのも、日本が平和で豊で あればこそです。(2004・2・20)

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