四季の花便り

遠州森町小国神社の“シャクナゲの花”

遠州の小京都と呼ばれる古い街並みで有名な森町に、正月には初詣で大変賑わう古刹小国神社がある。私も毎年初詣では小国神社へ詣でる。6月の花菖蒲園、11月の紅葉はつとに有名であるが、4月には桜、ミヤマツツジ、そして4月中旬になると境内や裏山一面にシャクナゲの花が咲き乱れる。ところどころ赤い花も見られるが、白い花が多い。特に東側の山の斜面には大きな木が多く、満開の時は山一面に純白のシャクナゲが咲き乱れて見事である。

小国神社の境内一帯は野の花の宝庫でもあり私はここはよく訪れる。川沿いに更に奥の山道を北へ歩いた。さすがにここまで歩いてくる人は余りいない。シャガの白い花も一面に咲いていた。春リンドウやスミレもいたるところに咲いていた。デジカメで接写を楽しみながら30分ほど歩いて、途中道の駅で買ってきたお弁当を食べて往復1時間半ほどの楽しい野の花散策を楽しんだ。(2007・4・12)

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