アンドレのフォト・エッセイ「令和つれづれ草」No.123

「今年もいろいろありました」

城跡めぐり

侍ジャパンWBC世界一、藤井聡太八冠制覇、阪神タイガース18年ぶりのアレと38年ぶりの日本一、全国各地でクマ騒動、大谷翔平ホームラン王など大活躍とドジャース移籍の話題、年末になって自民党安倍派の政治資金パーティー裏金問題で政府大揺れ・・・などなど。

今年もいろいろあったが、身近な話題では何といっても夏の猛暑には参った。ついに国連事務総長が「地球温暖化時代は終わり、地球沸騰時代が到来した」と語ったが、まさに実感だ。11月になっても全国で夏日を記録、毎日の気温差が10度以上も上がったり下がったりで、夕食のおかずも「昨日冷奴で今日湯豆腐」状態だった。

夏からいきなり冬になった感じの今年は、秋は無くなったのかと思ったが、それでも自然界はちゃんと紅葉を迎えて秋を演出してくれた。後期高齢者二人だけの生活で、昼食を作るのが面倒になった我が家は外食が増えてきた。女性は「上げ膳据え膳」がうれしいらしい。時々行く細江町の「国民宿舎奥浜名湖」でランチをした後、隣の細江公園に散歩に行ったら、かわいいミカンのベンチと紅葉のコラボがベストマッチだった。

いろいろあった今年もあと一週間で終わりだ。来年の辰年は「振るう」という文字に由来し、自然万物が振動し、草木が成長し活力旺盛になるという。辰は龍でもあり十二支の中でも唯一架空の生き物で、東洋では権力・隆盛の象徴を表すそうだ。是非そうあって欲しいが、それも努力があっての結果だそうだから、努力もしないで結果だけを求めても無理なようだ。みなさん!良い年を迎えて来年も頑張りましょう。(2023.12.25)

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