アンドレのフォト・エッセイ「令和つれづれ草」No.116

「甘長とうがらし」

甘長とうがらし

昨年から夏野菜の「甘長とうがらし」の栽培にはまっている。ピーマンを細長くした形で唐辛子のような辛みはなく、ほどよく甘苦い独特の風味があり、素焼き、天ぷら、油炒め、漬物などいろいろな料理に利用できる便利な野菜だ。我が家では簡単に素焼きにして味噌だれを付けていただくが、これが絶品でうまいのだ。私が余り美味しそうに食べるので、かみさんから「あなたはこれが好きねえー」と言われてしまった。

しかも、一株植えれば採ってもとっても次々に成るので夏中楽しめる。スーパーに行っても30個も入って120円くらいと安いが、家庭菜園は無農薬で新鮮なのが何よりだ。5月から10月頃まで長く楽しめて栽培が簡単なので素人にはお勧めの野菜である。

ところで7月9日に書いた「初めてのスイカ」のその後がどうなったかお話してなかった。一つだけかと思っていたら、何と隣のトマトの葉っぱの陰でもう一つ成っていた。二つのスイカが直径18センチほどに成長して、8月のお盆のころに指でポンポンと叩いたら良い音がしたので切ってみた。みごとに赤く熟れてとても甘く美味しくいただいた。スーパーで同じ大きさのスイカが700円ほどだったので、初めてのスイカは大成功だった。(2023.9.18)

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