アンドレのフォト・エッセイ「令和つれづれ草」No.113

「花火大会が復活」

花火

コロナ禍で自粛が続いていた夏の風物詩の花火大会が全国で次々と復活している。地元の佐鳴湖花火大会も8月5日の土曜日に久しぶりに復活し、わたしも若い人に負けまいとカメラを肩に湖畔に出かけた。お天気もまずまずで人ごみも思ったほどではなく、ゆったり鑑賞できた。大仕掛けの花火はないがスターマインや尺玉など1000発、夕方7時半から8時半まで間合いなく花火が上がってピッタリ1時間で終了というのがうれしい。

湖の周りの民家では庭に椅子とテーブルを並べて浴衣を着てビールを飲みながら鑑賞する姿が見られ羨ましい風景だった。久しぶりに集まった家族か親戚なのか賑やかだった。昼間の気温はこの日も34度を超えていたが、さすがに夜の湖畔は過ごしやすかった。

佐鳴湖の花火は周辺自治会が主体となって寄付を募って開催する。我が家も微力ながら寄付をしたので小さな花火の煙りぐらいにはなっている。基本的に人ごみが苦手なわたしは佐鳴湖の花火くらいがちょうどいい。我が家の2階からも大きな花火は見えるがスターマインは見えない。やはり湖畔に立って水面に映る花火と共に見るほうが雰囲気があって楽しめる。

テレビを見ているとどこの花火大会も観客の多さにはびっくりする。夏の風物詩の花火は無くてはならないものだ。やはり3年間の自粛生活は精神衛生的にも限界だった。1週間前に地元の公園での夏祭りも4年ぶりに復活したが、子どもイベントに周辺の町内からも何と2千人以上も集まったという。子どもたちも外に出て思いきり身体を動かしたいのだ。(2023.8.6)

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