アンドレのフォト・エッセイ「令和つれづれ草」No.９７
「WELCOM」
浜松市内の路上観察で見つけた「WELCOME」の看板に一瞬ビックリ、街角の片隅の間口一間半ほどの小さな店先です。いつも日中はシャッターが下りていているので、営業しているのかどうか分かりませんが、小さな「Bar・・・」の看板がありました。店先のこの様子では、コロナ過で休業しているのかもしれません。「もうコロナ禍で休業が続いて栄養失調で、遂に骸骨になってしまいました」というこの店のオーナーの皮肉たっぷりな駄洒落でしょうか？
路上観察をして面白いものを見つけた時の何とも言えない快感は、カメラ好きな私の、とっておきの趣味です。写真に自分なりの解説文を添て「路上観察日記」と呼んでいます。運動を兼ねて知らない街をデジカメを肩にぶらぶら歩き回るのが大好きです。街中の裏通りを歩くと、時々面白いものに出会います。若い時は昼ご飯を食べるのも忘れて歩き回ったこともよくありました。
今は路上観察だけを目的に歩くことはほとんどありませんが、どこかへ用事で行ったついでに少し時間に余裕ができると、街の中をぶらぶらキョロキョロすることが多いです。余り不審な行動をすると何かに間違えられるので気を付けないといけませんけどね。近ごろは特にカメラを持参しなくてもスマホという便利なものがあるので、デジカメと変わらない画像が撮れるのはありがたい。しかもスマホのカメラで撮った写真は、家に帰ると既にデスク上のパソコンにネット転送されて保存されているという便利な世の中になりました。（２０２２.１２.２５）