アンドレのフォト・エッセイ「令和つれづれ草」No.67

「やはり箱根駅伝」

箱根駅伝

今年も拙い「フォト・エッセイ」をせっせと書こうと思います。ご愛読いただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

長期の天気予報では、今年は寒い冬になりそうとのことだが、遠州地方はおかげで、良い天気に恵まれて穏やかな正月を迎えた。コロナも日本の正月は落ち着いていたお蔭で、2年ぶりに子どもや孫たちと会えたという家庭も多かったようだが、我が家は2家族の孫が受験生で正月は帰省できず静かな正月だった。・・・と書いているうちに首都圏では大雪で大変だったようで、東京の孫が「雪だるまを作ったよ」とラインで写真を送ってきた。

さて、コロナに関係なく、年々正月気分がほとんど感じられない世の中になってきた。かなり前から商店などの門松もほとんどなくなった。近所の家の玄関を見ても、正月飾りを付けているお宅は50%くらいしかない。そんな正月だが、楽しみはやはり「箱根駅伝」だ。・・・という話題は昨年の正月にも書いていた。

駅伝は難しいスポーツのルールを知らなくても単純に早い者勝ちで分かりやすい。一人で走るマラソンよりも走者一人ひとりにドラマがあって更に面白くなる。それにしても今年の青学大は強かった。レースの後のニュース番組で原監督のドヤ顔と共に、代表選手やOB選手が登場して箱根駅伝の裏話を聞いたら更に面白かった。

昭和の時代の監督の精神論が通用する時代は終わりで、選手自身が自ら考え、競争意識を高める自主性が勝利につながったとも。昨年はエースの故障で惨敗した反省から、科学的なデータに基づく故障しない体づくりを徹底したという。しかし、どの選手に何区を走らせるかを決めるのは監督の采配だが、今年の青学大は選手層が厚く、誰を外すかに頭を悩ませたとも。裏話を聞くとスポーツ観戦は更に面白くなる。(2022.1.8)

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