アンドレのフォト・エッセイ「令和つれづれ草」No.8

「至福の時間」

至福の時間

コロナ禍で中止が続いていた音楽仲間の集いが3か月ぶりに再開した。毎月第3日曜日の午後、奥浜名湖三ヶ日町のギター仲間K氏の自宅に音楽好きが自由に参加して、コーヒーなどを飲みながら一人10分程度、自分の楽器を演奏して「弾きっこ、聴きっこ」する楽しい時間だ。

昔イタリアンレストランを経営していたギター仲間のK氏は、今は引退して音楽仲間を集めて楽しんでいる。レストランの店内をそのまま使っての演奏会は、窓の外はすぐに奥浜名湖を一望する素晴らしいロケーションをバックに演奏する時間は、正に音楽好きにとっては至福の時間である。

ギター、フルート、篠笛、二胡、ギターの弾き語り、アカペラなど・・・いろいろな楽器を持って集まってくる。楽器の種類も音楽のジャンルもさまざまである。上手いとか下手とかは関係ない、とにかく音楽を純粋に楽しむ仲間である。とはいっても、やはり「人前でのソロ演奏は上手に引かないと」という気持ちがある私は、その為だけではないが毎日90分の練習が欠かせない。毎月同じ曲という訳にもいかないので、新しい曲の譜面探しや新曲の練習に挑戦するのは大変だが、やりがいがあり、若さを保つための私の健康法でもある。(2020.6.21)

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