アンドレのフォト・エッセイ「令和つれづれ草」No.6

「佐鳴湖ウォーキング」

アマチユアカメラマン

我が家から900mほどの佐鳴湖の西海岸を往復して戻ってくるウォーキングが今の私の運動を兼ねた健康法のひとつである。時間がある限りできるだけ実行しようと努力しているが、コロナ禍の今は時間が十分あるので毎日のように実行している。夏は日中暑いので、夕食後17時45分に出発して19時過ぎに帰ってくる。日が長いのでまだ外は明るい。自宅から佐鳴湖西岸を半周で往復約5q、1万歩ほどである。佐鳴湖畔は春の桜をはじめ、四季折々の花々が見られ、冬には渡り鳥の格好の休息地となり変化に富んで楽しめる。

ズボンのポケットにスマホを入れてウォーキングすれば歩数計にもなり、いい被写体に出会ったらすかさず写真も撮れるのでとても便利だ。四季の花々や風景を撮って楽しんでいる。最近のスマホのカメラは専用のデジカメに劣らない高画質なのだ。しかも、ウォーキングから帰ったら、スマホで撮った写真が自宅のパソコンの中に既に保存されている。何とも便利な世の中になったものだ。

佐鳴湖に注ぐ新川の河口では、カワセミを狙うアマチュアカメラマンが連日賑やかである。いつ現れるかわからないカワセミを、何時間もひたすらじっと待つ根気比べの集団であるが、その顔ぶれはいつもほとんど一緒だ。私もカメラは趣味だが、被写体が来るのをじっと待つスタイルは私の性格には合わない。私は自分から動き回って被写体を探すのが好きだ。この日も良い天気でカワセミを狙うカメラマンが見事に並んでいた。絶好の被写体に出会って思わずスマホのシャッターを押した。(2020.6.8)

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