まだまだ必要なシニアのパソコン教室

2021年4月より民間の空き家を会場に活動しているNPO法人の依頼で、月2回のパソコン教室を開講することになった。NPO法人では毎月文学講座や絵手紙講座、スマホ講座、麻雀講座など、様々な講座の中の一つである。自宅の町内という気楽さから引き受けたが、果たして生徒が集まるのか心配した。PRは地元の新聞販売店に依頼した講座案内チラシの新聞折込である。はじめは知人、友人を通じて単発的に数人が受講に見えてくれた。1年を経過する頃、チラシを見たという方が毎月継続して来てくれるようになった。

2年目の4月からは男性1名、女性3名が定期的に受講してくれるようになった。民家の狭い会場で独りで教えるのは、このくらいの人数が限度だと思う。パソコンを触るのは初めてという女性が、真新しいWindows11のパソコンを持参して入会してきた。講師の私もWindows11は未経験なので、すこし戸惑うこともある。かつてWindowsXPからWindows7、8,10に切り替わった時にも生徒の持参するパソコンのバージョンがさまざまで大いに困惑した時代を経験しているので、これも勉強だと思って頑張るしかない。

継続は力で、だんだん新しい教室も形になって来た。シニアのパソコン教室もまだまだ需要があることが分かった。今年4月に80歳を迎えてしまった私だが、生徒さんが来てくれる限り、もう少し元気で頑張ろうと思う。(2022.7.26)