初めての沖縄旅行:第1日目(2006年3月30日(金))



中部国際空港(セントレア)11時25分発石垣島行きの飛行機に搭乗するため、西インターを8時50分発のセントレア行き遠鉄バス" E−Wing" に乗り込んだ。セントレアまでの高速道路は渋滞もなく快適に走行、ちょうど道中の桜が満開で美しかった。豊田市を過ぎた頃からあいにく雨になった。予定通りセントレアには10時15分に到着。出発時間には間があるが、搭乗手続きをしていたら、レストランで食事をするほどの時間もなくなってしまった。しかしお昼時間も近くなってお腹も空いてきたので、売店でおにぎりを買って待合席のベンチで簡単に済ませてしまった。

浜辺

ホテル 石垣島行きANA119便は10分遅れで出発。あいにく出発の時はお天気が悪かったので窓の外は雲ばかり。しかし沖縄の空に差し掛かった頃から島影が見え始めた。石垣島空港に14時45分頃到着。お天気は晴れ、気温24度であった。さすがに浜松よりも8〜9度ほど暖かい。空港から車で10分ほどで今日の宿泊ホテル、石垣全日空ホテル&リゾートに到着した。このホテルは全国リゾートホテル第5位にランクされるだけあって、なかなか素晴しい。部屋で一服したところでホテルの庭つづきの海岸に行ってみた。さすがに沖縄、もう海水浴を楽しんでいる観光客がいた。

公設市場 石垣島には2泊したが、2日目の明日は船に乗って4島巡りをするので中心街を観光する時間がない。夕食前に今日の内に石垣島の街中を観光することにした。ホテルからタクシーに乗って、港の近くの街の中心街、石垣市公設市場あたりをぶらついた。所詮小さな島である。繁華街と言っても少し歩けばもう終わりである。観光客もまばらでひなびた感じがいい。石垣島の”おばあ”が島の名産物を並べてのんびり店番をしていた。公設市場のアーケードには春の甲子園で横浜高校に7:6で惜敗した八重山商工の「祝:甲子園出場おめでとう!チバリョー八重山商工野球部ナイン」の垂れ幕が掛かっていた。野球部ナインは翌日の31日に島に帰ってきた。

みやげ シーサーは屋根瓦の上に置く沖縄独特の魔よけの置物だが、いろいろな形や顔があって面白いが値段も結構なものである。公設市場の近くの民芸品店でシーサーの置物が気に入って買ってきた。なんでも数々の受賞歴のある沖縄の陶芸家:佐久間栄の作品だという。折角の沖縄のお土産にと奮発した。旅行から帰ってきて早速我が家の玄関に飾ってある。

琉球舞踏石垣島の夕食はホテルの中のレストランを予約してあった。小さな島なので、外で食事をするような洒落た料理屋も余りない。丁度7時からレストランの舞台で琉球舞踊や太鼓を鑑賞しながらバイキング料理をいただけるコースがあると言うので申し込んでおいた。せっかく沖縄にきたら沖縄の踊りや唄を見たり聞いたりしたいものだ。7時少し前に行ったら もう既にチラホラ観光客が席に着いていた。舞台が良く見える1番前の席に案内された。バイキングだから料理は食べ放題。美味しそうな料理を適当にお皿に盛って、飲み放題1,200円のビールを注文して待つことしばし、いよいよ舞台で三線の音色に合わせて琉球舞踊が始まった。

エイサー民族衣装を着飾った女性3人が登場して音楽に合わせて何曲か踊った。真ん中の女性以外は余り上手とは言えなかった。多分アルバイトでホテルで踊っている人達なのだろう。途中で女性の子どもらしい小さな女の子が舞台のソデにやってきて、お母さんの踊りが終るのを待っていた姿が可愛らしかった。続いて、エイサーと言う沖縄の盆踊り、大小の太鼓を抱えた若い男女数人が舞台の上を飛び跳ねながら太鼓を打ち始めた。大きな太鼓の音と躍動感のある踊りは、なかなか見ごたえがあって良かった。ショーの最後は観客も舞台に上がって唄って踊って、約1時間のショーは終了した。我々おじさんとおばさんは舞台に上がるのは遠慮した、少し残念。

ホテル中庭

沖縄の最初の夜はこうして石垣島の楽しい夕食で締めくくったのである。明日は楽しみにしている島巡りである。今夜はぐっすり寝ておかないと。テレビもほとんど見ないまま、いつの間にかうとうと寝てしまった。