「ウツボグサ」シソ科ウツボグサ属、多年草、花期6〜8月

ウツボグサ

草地や堤防、道端などに見られる多年草ですが、人里近くでは余り見られなくなりました。6月から8月にかけて、茎の先に円柱形の太い花穂を作り、そこから鮮やかな紫色の花をたくさんつけます。中には白い花をつけるのもありますが、それはシロバナウツボグサと呼びます。花後は茎は枯れて黒くなりますが、いつまでも立ったままで、青々とした夏の原っぱで黒い枯れ枝が目立つことから、別名「カコソウ(夏枯草)」とも呼びます。

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