アンドレの「デジカメで気ままにエッセイ」No.55

“久し振りのトンボの姿にホッ!と心が和む”

5月の初めに何時ものモモ(我が家の愛犬)の朝の散歩の途中、道路沿いの草むらでイトトンボを数匹見かけました。余りの愛おしさに、ついデジカメを家から持ってきて撮ってしまいました。私の子供の頃は、トンボなどはいくらでも飛んでいて、珍しくもありませんでした。 夏休みになると、虫籠に網を持って野や畑を駆け回って、虫籠一杯トンボやセミを採って遊びまわったものです。

今の子供達は夏休みの宿題に昆虫採集などをやったら自然保護団体から抗議がきそうです。我が家には小さい子供が居ないので最近の学校の事情は知りませんが。近頃はトンボの姿を見ただけで「よく生きていてくれたなあ!」と、何か懐かしく、愛おしくなってしまいます。

私の住んでいる団地の周辺は、湧き水が流れる小川があり、貴重な植物の宝庫といわれる湿地帯があり、湖もあったりで、市内の中でも比較的自然の豊富なところです。何とかこれ以上自然を破壊することなく残しておきたいものです。(2003・5・11)

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