アンドレの「デジカメで気ままにエッセイ」No.48

“石蕗(つわぶき)の花”

花言葉 “謙譲” “困難に傷つけられない”

「ちまちまと した海もちぬ 石蕗の花」小林一茶(意味が良く分 かりません?)

木枯らし1号が吹き始めて寒くなりかける11月から12月にかけ て、丁度庭の花も少なくなる頃に、鮮やかな黄色の花が一斉に咲い て庭を飾ってくれる嬉しい花です。

我が家の庭にも20年ほど前に1株いただいて植えてから、いつの 間にか綿毛の種が風に舞って、今では庭中ツワブキの花だらけで、 間引きをしないといけないくらいです。今では何処のお宅の庭にも 咲いているポピューラーな花ですね。

蕗(ふき)に似ているけど、蕗の仲間ではないようです。葉っぱが ツヤツヤしているのでツヤブキが転じてツワブキになったとか。花 も菊に似ていますね。そうです、キク科の多年草の植物ですから毎 年季節になると咲きます。元々は海辺に自生している植物だそうで す。

蕗と同様葉柄はを食べる事が出来ます。熱湯で湯がいて水にさらし てアク抜きして、佃煮にするそうです。九州特産の「きゃらぶき」 はツワブキの葉柄から作った佃煮です。 花は天ぷらに、葉っぱは抗菌作用があるので切り傷、腫れ物に貼っ て使います。根っこは乾燥させて胃腸薬になるそうです。こんなに 有益な植物だとは知りませんでした。

インターネットで「つわぶき」で検索したら5,720件もヒットして しまいました。調べたい事を検索して出てこない事柄は殆どありま せん、今日も大変勉強になりました。正に情報化社会、インター ネットの世界の発展振りは目覚しく、こちらがついていくのが大変 です。何とか時代に後れまいと、夕食後毎日お昼近くまで?パソコ ンと格闘しています。(2003・11・29)

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