アンドレの「デジカメで気ままにエッセイ」No.40

“わあーい!尾頭付きの鰯だぞ!”

10月4日は「「いわしの日」だそうである。「104」で、単なる語呂 合わせだけど、まあいいでしょう。 いわしは漢字で「鰯」と書きますね。海から上げると直ぐに痛みや すい事からこの名前がついたとか。「真いわし」「うるめいわし」 「かたくちいわし」加工品には「めざし」「ちりめん」「たたみい わし」など。ヨーロッパや南米ではアンチョビーと言って、塩づけ や油付けにして、ピザやイタリア料理に使います。いずれも庶民の 代表的な食べ物ですね。

昔からよく獲れる魚の代表で、美味しい事から古くから獲られてい たようですが、痛み易いため、高貴な人たちの口にはなかなか入ら なかったようです。 しかし紫式部などはいわしの日干しを好んで食べていたそうです。 ご存知でしたか?。

戦前の豊漁期などには肥料にされ、畑にまかれたほどの大衆魚の 「まいわし」が今や養殖の鯛よりも高い高級魚になってしまったそ うである。1匹500円近くもするそうである。いわし専門店では、い わしは安いというイメージがあるので値段を上げる訳にはいかず、 「採算が取れない」と、頭を抱えているとか。 水温変化などが原因と言われているようですが、ハッキリは分から ない。兎に角いわしが獲れなくなってしまったと言う事です。

もう、尾頭付きのいわしは給料日の日ぐらいしか食べられそうにも ないので、今日は絵に描いて眺めて我慢する事にしました。最近仕 入れたペンタブレットで水彩画風に描いてみました。初めて描いた のでチョット下手でお見せするのが恥ずかしいけど、「一生懸命新 しい事に挑戦しています。」・・・・・と言うところを買ってくだ さい。(いわしに見えるかな?)(2003・10・4)

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