アンドレの「デジカメで気ままにエッセイ」No.35

“敬老会は自分で自分を祝う会?”

「ハトと遊ぶ老人」(浜松城公園にて)・・・・プライバシー保護 のため顔を修正。

今日も自治会の敬老会実行委員会に出席して帰宅が22時でした。担 当役員なので、前日までパソコンでの資料作りに追われました。

最近、自治会の役員をやっていて、つくづく思う事があります。 そろそろ9月15日の敬老会の準備で忙しくなりました。敬老会の 本来の趣旨は何でしょう?。「人生の先輩であるお年寄りの労苦に 敬意を表し、地域発展の為の尽力に対し感謝する」・・・・という ようなことでしょうか。 これは本来、若い世帯の人たちが計画、準備して祝うべきことでは ないでしょうか。

しかし、現実はどうでしょうか。自治会の役員は殆どが定年退職を した高齢者ばかり、敬老対象者も可なりいます。敬老対象者とその 予備軍自ら、敬老会の計画、準備をして、しかも敬老会当日は、主 催者も観客席も舞台で演技をする人も、殆どが敬老対象及び一歩手 前の予備軍ばかり。

“これでは、意味無いじゃん!”とは思いませんか?。

もっとも、計画や準備には、頭と身体を結構使いますから、お年寄 りの呆け防止にはなりますから、全く意味が無いこともない。・・ ・・などと、分ったような分らないような結論が出ました。

最近発表された数字に寄れば、県内の65歳以上の人口は全体の19 %だそうです。5人に1人は65歳以上の高齢者です。4人に1人 が高齢者の時代は最早時間の問題になってきました。もっとも、高 齢者の定義を75歳以上に年齢を上げても良いのでは、と個人的には 思いますが。

それにしても、もう、若い人たちに頼る事は考えないで、高齢者な どと甘えていないで、自分のことは何でも自分でやらなくてはいけ ません。(2003・8・30)

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