アンドレの「デジカメで気ままにエッセイ」No.31

“我が家のレモンは超特大”

梅雨明けは宣言されたけれど、毎日ハッキリしない日が続いていま す。先週エッセイで「本州が梅雨明けしました」と書いてしまいま したが、聞き違いでした。東北地方はまだだそうです。このままだ と東北地方は梅雨が明けないまま8月8日の立秋を迎えてしまいそ うだと言う事です。そう言えば、昨日の朝のセミの鳴き声は、鳴い て良いのか悪いのか迷ったような、か細い泣き声でした。

さて、上のみかんは間違いなくレモンなのです。25,6年前に、 浜北の緑花木センターでレモンが2,3個なっていたような記憶で すが,とにかくレモンの苗木を買って庭に植えたのです。その木も 今では大きくなって毎年沢山の実をつけます。

ところがそのレモンの実が超特大なのです。普通のレモンがなかっ たので、キユウイフルーツと並べてみました。その大きさがお分か りでしょうか。これは中ぐらいです。大きいのはもっと大きくなり ます。実を切ってみると確かに味はレモンです。でも皮が実の半分 程あります。みかんの木などはよく接木をします。きっと元の木の 勢いが強く出てしまったのでしょうか。

丁度道路に面した庭に植えてあるので、時々通りかかった団地の住 人に「このみかんは何ていうみかんですか?」と聞かれます。その 都度説明しないといけないので、今度説明の音声をカセットテープ に入れて、「このボタンを押すと説明が流れます」と言う装置を付 けようか。・・・・・・とは、全然思いませんけど。

もう一つ庭の東側に10年ほど前にやはり緑化木センターで買って 植えたグレープフルーツの木があります。初めの1〜2年は確かに 3〜4個なりました。その後花は多少咲きますが、木ばかり大きく なって実が一つもなりません。ほんとはグレープフルーツの名の通 り、ぶどうの房のように沢山実をつけなくてはならないはずです。

グレープフルーツは大好きなので、毎年いっぱい食べられると夢に 描いていましたが、現実はそうは甘くありませんでした。一度伸び てしまった枝を庭木の刈り込みの要領で刈り込んでしまいました。 三ケ日のみかん農家出身の義兄に「そんな事をしたら実がならない よ」と、叱られてしまいました。

でも、同じ時期に植えた柿の木は1年置きにそこそこの実が実りま す。しかし所詮素人の栽培で殆どほったらかしで手入れもロクにし ないので、スーパーに並んでいるような立派な果物を夢見る方が所 詮無理な話ですが、これに懲りずに「今度はリンゴなどはどうか な」などと思ったりしています。(2003・8・1)

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