梅雨明けは宣言されたけれど、毎日ハッキリしない日が続いていま す。先週エッセイで「本州が梅雨明けしました」と書いてしまいま したが、聞き違いでした。東北地方はまだだそうです。このままだ と東北地方は梅雨が明けないまま8月8日の立秋を迎えてしまいそ うだと言う事です。そう言えば、昨日の朝のセミの鳴き声は、鳴い て良いのか悪いのか迷ったような、か細い泣き声でした。さて、上のみかんは間違いなくレモンなのです。25,6年前に、 浜北の緑花木センターでレモンが2,3個なっていたような記憶で すが,とにかくレモンの苗木を買って庭に植えたのです。その木も 今では大きくなって毎年沢山の実をつけます。
ところがそのレモンの実が超特大なのです。普通のレモンがなかっ たので、キユウイフルーツと並べてみました。その大きさがお分か りでしょうか。これは中ぐらいです。大きいのはもっと大きくなり ます。実を切ってみると確かに味はレモンです。でも皮が実の半分 程あります。みかんの木などはよく接木をします。きっと元の木の 勢いが強く出てしまったのでしょうか。
丁度道路に面した庭に植えてあるので、時々通りかかった団地の住 人に「このみかんは何ていうみかんですか?」と聞かれます。その 都度説明しないといけないので、今度説明の音声をカセットテープ に入れて、「このボタンを押すと説明が流れます」と言う装置を付 けようか。・・・・・・とは、全然思いませんけど。
もう一つ庭の東側に10年ほど前にやはり緑化木センターで買って 植えたグレープフルーツの木があります。初めの1〜2年は確かに 3〜4個なりました。その後花は多少咲きますが、木ばかり大きく なって実が一つもなりません。ほんとはグレープフルーツの名の通 り、ぶどうの房のように沢山実をつけなくてはならないはずです。
グレープフルーツは大好きなので、毎年いっぱい食べられると夢に 描いていましたが、現実はそうは甘くありませんでした。一度伸び てしまった枝を庭木の刈り込みの要領で刈り込んでしまいました。 三ケ日のみかん農家出身の義兄に「そんな事をしたら実がならない よ」と、叱られてしまいました。
でも、同じ時期に植えた柿の木は1年置きにそこそこの実が実りま す。しかし所詮素人の栽培で殆どほったらかしで手入れもロクにし ないので、スーパーに並んでいるような立派な果物を夢見る方が所 詮無理な話ですが、これに懲りずに「今度はリンゴなどはどうか な」などと思ったりしています。(2003・8・1)