アンドレの「デジカメで気ままにエッセイ」No.28

“砂漠の薔薇”

確か“砂漠の薔薇”という日本名のついていたサボテンの仲間の花 です。昨年6月に毎年恒例の「いとこ会」で伊豆に旅行に行った時 に伊豆シャボテン公園で買ってきた花です。

ピンクに彩られた可憐な花が気に入って買ってきました。我が家の 居間で初めて咲きました。

“みかんの花咲く丘”の歌の生まれたところで有名な「伊東温泉・ ホテル聚楽」に一泊しました。ホテルの庭に歌の歌碑がありまし た。

伊豆シャボテン公園は近年入場者が年々少なくなって、その後経営 不振で閉鎖された?とかテレビか新聞で見たような気がしました が、どうでしたでしょうか。兎に角、世の中相変わらず景気は余り よろしくありませんね。

さて、「いとこ会」は正式には「阿部いとこ会」、妻方の従兄弟が 18年前に、1年に1度従兄弟全員、夫婦同伴で旅行に行こうという 話が持ち上がって発足しました。

今年は18回目です。農家もいるので、毎年、田植えが済んだ頃の 6月に行きます。今年も運転手付きのマイクロバスとホテルを予約 して美濃、土岐方面を計画して参加者を募集しました。年々従兄弟 も高齢化して参加者が減ってはいましたが、とうとう今年は10人 を切ってしまったので、残念ながら初めて中止せざるを得ませんで した。

当初は勿論今より全員18歳も若かったので、11組22人でそれ はそれは毎年楽しいバス旅行でした。行きのバスの中からビールや お酒が売れに売れてカラオケも盛り上がりました。

最近は病気がちの人が出たり、遠くに住んでいる人は浜松まで出て くるのがしんどくなったりで、まだ、欠けた人はいませんが、年々 参加者が少なくなりました。最高齢者は83歳、私たちが一番若い 夫婦です。旅行の幹事も以前は交代制でしたが、最近は一番若い私 たちが万年幹事です。

そんな訳で、寄る年波には如何ともしがたい現実があります。寂し いですね。今年はどこか近隣で自家用車に分乗しての旅行を再計画 し直そうと思ってます。(2003・7・12)

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