アンドレの「デジカメで気ままにエッセイ」No.22

カメラ散歩“路上観察”
「マンホールの蓋は面白い」

路上観察をしていると結構面白い物があって楽しい物です。マンホールの蓋っもその一つです。マンホールの蓋なんて、普段皆さんは余り関心が無いかも知れませんが、 単なる下水溝などの蓋も、関心を持って見てみると、その地方の特色があって結構面白いものです。 もっとも私も関心を持つようになったのは1年ほど前からですけどね。

左は豊橋市のマンホールの蓋。市内を走っている市電と、バックに昭和6年完成の公会堂がでデザインされています。真ん中は先日カメラ散歩に行った見付の宿、磐田の桶ケ谷沼のトンボのデザインです。 右は何処だと思いますか?。真ん中のマークは浜松市のマークですよね。魚のデザインなんて焼津市なら分りますが、浜松は漁業の町でもないのに何処なんでしょう。もう皆さん察しがつきましたか?。そうです、肴町のマンホールです。毎日通勤で歩いているのに先週初めて気がつきました。

どうですか、結構その土地の特色が出ていて面白いでしょう。最近路上観察にはまってしまって、ジーパンにスニーカー、帽子をかぶって街の中をキョロキョロしながら時には道路にしゃがみこんだりして、他人が見たら不審者に間違えられそうな格好で路上観察をしています。その内に警察に通報されるかも知れませんが、他人の目を気にしていては路上観察の達人にはなれません。

世の中にはいろいろな人がいるもので、このマンホールの蓋ばかりを撮って写真集を発表している人もいるほどです。私も性格的にのめり込むタイプなので、これ以上夢中になるとヤバイのでほどほどにしています。(2003・5・30)

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