アンドレの「デジカメで気ままにエッセイ」No.10

“子供はみんな天才画家だ”

上の絵は今年33歳になった我が家の長男が小学生の頃の作品です。 昨年、押入れを整理して出てきた、子供達が幼稚園や小学校の頃に描いた絵を記録に残そうと、三脚にデジカメをセットして、3人の子供の絵、1人100枚、合計300枚ほどを半日かけてパソコンに取り込みました。

子供の絵を見ていると、とても面白くて飽きません。20数年ぶりに子供達の絵を見ていて時間が経つのをつい忘れてしまうほどでした。そして「デジカメは矢張り電気製品だな!」という新しい発見をしました。 連続して200回以上もシャッターを切り続けえいたら、カメラのボディーが熱を出して熱くなってきました。そしてシャッターが切れなくなってしまいました。 しばらく休んでカメラの熱を冷ましたら正常に作動するようになりました。こんな過酷な使い方は皆さんはしないでしょうけれどね。

私は子供の絵を見るのが大好きです。よく新聞に幼稚園児や小学生の入選作品が載っていますが、いつも楽しく見ています。子供は心が純粋ですから、心の中がそのまま絵になってしまいます。大人には想いもつかない発想が、見ていてとても楽しいのです。子供はみんな天才画家なんですね。

そんな純粋な絵も小学生までで、中学生以上になると社会生活の中で様々な知識やいろいろな経験が身に付いてしまって、純粋な発想が出来なくなってしまいます。我が家の子供達の絵も中学生以上の時の絵は殆ど残っていません。

私も絵を描くのは好きで、2年ほど前に絵手紙を描こうと道具一式を揃えましたが、なかなかきっかけが無くて、以前公民館の絵手紙講座に申し込みましたが、満員で受けられずに、それ以来道具は一度も使うことなく仕舞ったままです。でも何時かは描こうと思っています。(2003・3・7)

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