67:浜松城公園の四季(中区)

浜松城公園は昭和25年子供博覧会の開催を契機に開設され、かつては動物園がありました。現在の天守閣は昭和33年に市民の浄財により再建され、昭和52年に動物園が現在の舘山寺町に移転に伴い浜松城の景観にふさわしい日本庭園「作左の森」等が完成し、現在の庭園になりました。森の少ない浜松市街にあって、中心部にありながら緑豊かな森に囲まれ、浜松城を中心に日本庭園、中央芝生広場など、市民の憩いの場所として多くの市民に親しまれています。

春の桜の季節には、400本以上の桜が天守閣の周りに咲き誇り、ことのほか大勢の市民が訪れて賑わいます。ご多分にもれず、私も3月29日の昼間、仲間10数人とほぼ満開の桜の下で花見の宴を催しました。ウイークデーの昼間とあって、さすがに昼間から酒盛りをするグループは少なく、何かリッチな気分に浸り満足しました。(2010・3・29)